憑依 商品
憑依とは、人間の体に霊的な存在(霊魂や精霊)が宿ることを指し、普段は人から見えず、交流のできない霊魂の状態から、その人間の体を通じて行動したりメッセージを伝えることを指します。
この行為は非常に古い歴史を持ち、原始の時代から行われていたシャーマニズムやイタコなども、この憑依を利用したものです。
自然科学が発達した現在では、霊魂の存在自体が不明であるため、霊が憑依するというよりもその人間がトランス状態に入り、普段は話さないことを喋るようになる、とも考えられています。
また、霊感商法などで詐欺行為として利用されることもあるようです。このほか、こっくりさんなど特定の行動をしたり、特定の場所に行くことで憑依が起こるとも言われていますが、現状としてはトランス状態説が有力とされています。
- 定番な印象
- やはり良くも悪くも「吉村達也」の雰囲気があります。
多少マンネリを感じなくも無かったです。
また、なかなかテンポが良かった気がしますが、
最後の最後でかなり失速しました。
つまらなくは無いですが、著者の本の雰囲気はもう十分味わった、
と言う人は読まなくていいと思います。
- 気味悪い
- まずタイトル、表紙の装丁からひきつけられるものがありますね。憑依という漢字、言葉の響き、ローマ字を使っているのもいい味出してます。「ひょうい」だったら怖くもなにもありませんもの。これがまた同意義語の「とりつく」でもおどろおどろしさ感は出ないと思うのです。やっぱり小難しい漢字で日常にはほとんど書いたり、目にしたりしない言葉、憑依なんです。私は吉村ファンなのでとても楽しみに読んだのですが、ストーリー、特に出来事の順番と登場人物を完全に結びつけて読もうとすると
無理があるというか、よくわからなくなってきます。どこから見ても好青年の主人公の龍一、でも彼にとりついた強いある感情は同じ人間の姿でありながらまったく別の顔、恐ろしい形になって現れる。恐ろしいものの正体はバラさないほうがよいと思います。一見平凡なラスト、そこから始まる恐怖の連鎖。全体の相関関係に拘らないで(深く考えないで)気味の悪さを味わうことができたら、それはそれできっと正解です。
- 現実にあるかも…
- 偶然出会った女性は、父親の犯罪を語り始めた…。そして憑依現象は恐るべき真実を見せる。
興味本位で買ったんだけど、結構面白かったです。物語中盤で真実が分かるので、後が少しダレちゃう感があるけれど、少しでも興味あったら読んで損は無いと思います(あまり考えて読まないほうがいいよ)。イヤ〜、読み終わってからなんだか肩が重くなった気が…(何か憑いてる?)。
- ちょっとゾクっとするものの?
- 裏表紙の解説を読むと心霊サスペンス系かと思うのですが、ストーリーは意外な方向に進みます。
発想はおもしろいし、解説で「わたしをころしたのはなたなのちちおや」という部分にひきよせられますが、それにとらわれていると読んだあとに何か違和感が残ります…。
ただ、タネあかし、幽霊などが見える友人からの真相告白のシーンはゾクっときました。
しかしそれもそこまでで結局何もかわらず何も進展なく終わります。
(ネタバレするので詳細は書けないので難しいのですが…)
ちょっとストーリーが強引かな?という感がぬぐえない作品です。
あまり期待をしなければそれなりに楽しめるかと思います。
- 混ぜると弱まる?
- 「私ヲ殺シタノハ、アナタノ父親」と語る憑依霊に憑かれた女性から主人公への意外な申し出。
心霊現象が起こる度、ストーリーに取り残されていくような感がありつつも展開が気になりつい先へと読み進めてしまいました。
途中で真に恐ろしいものの正体が読めてしまうのが辛いですがこんな恐ろしいものに魅入られた日には誰も逃げ出せそうにありません。
心霊現象とサイコホラーを混ぜたらどちらの恐怖も薄まってしまった…という感じが微妙です。
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